赤ちゃんと暮らすハイデルベルク

外食三昧の気ままな1人暮らしから一転、ドイツ・ハイデルベルクで子育て主婦生活することになった日々の記録

マキネッタへの再挑戦

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これを買いました。

ビアレッティのフィアメッタ、3cup用のマキネッタ(直火式エスプレッソメーカー) です。

ハウプトストラッセにあるTK maxxという生活雑貨、衣類などがアウトレット価格で買えるお店でゲット。14.9ユーロ也。

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TK Maxx
Hauptstraße 23, 69117 Heidelberg
https://goo.gl/maps/EAj6Lzd3Lo62

 

日本では定価4500円+税なので、なかなかお得に買えました。

 

実はマキネッタを買うのは人生2回目です。

1回目はまだ年若い乙女だった頃。可愛らしいフォルムに心惹かれてビアレッティのモカエキスプレス1cup用を購入しました。当時はコーヒーのいろはもわからず(今も大してわかってないけど)、なんとなくネットで淹れ方を調べていれてみたものの、どうも粉々していて美味しくないな…と数回試しただけでキッチンカウンターのオブジェと化していました。

そして、ドイツ渡航前の家財整理で、ついに燃えないゴミに…。

 

先日処分したばかりのものを、なぜまた買うことにしたかと申しますと、夫が同僚のイタリア人からもらったエスプレッソ用のコーヒーを家に持ち帰ってきたから。

というのと、その彼が作る絶品ティラミスレシピに、冷たい「エスプレッソ」を使うと書いてあったからです。

 

どうせならより原型に近い形で再現したいものですが、ドイツ滞在1年で本格的なエスプレッソマシンを購入するのは気が引けます。

その点マキネッタは小さいし、価格も手頃。

マキネッタで淹れるコーヒーは、正確にはエスプレッソではなく、モカというらしいけど、ドリップコーヒーやインスタントコーヒーを使うよりは本場の味に近づけられるだろう!

という考えで再購入にいたったわけですが、結果買って大正解でした。

 

マキネッタで淹れたコーヒーは、味も香りも濃厚で、お砂糖たっぷりのマスカルポーネクリームの味に負けません。大人の味のティラミスに仕上がりました。

 

そして、マキネッタは冷蔵庫の奥で眠っていたこちらも蘇らせてくれました。

 

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ダルマイヤーのデカフェコーヒー。

家に備えつけられているドリップ式コーヒーメーカーで使うために購入したのですが、ドリップだと酸味が出てしまって不評。お試し2回でその後は忘れ去られていました。

 

マキネッタは、アルミ製なので金属臭を取り除くために、初回使用時には、3回コーヒーを淹れて捨てなくてはならないのですが、そのためにイタリア人からもらった貴重なコーヒー豆を使うのはもったいないな…

と、ためらっていたところ、冷凍庫の中のダルマイヤーの事を思い出しました。

 

そういえばあの粉、ドリップ用のはずだけどかなり細挽きだったから使えるかも。

と試しにマキネッタで淹れてみたら、コーヒーメーカーで淹れた時とは比べものにならないくらい豆の香りが立って、美味しくできました。不思議と酸味も気にならない。ミルクを加えてラテにすると最高です。

 

モカエキスプレスで淹れたときにザラザラして不味いと思ったのはコーヒー豆の挽き方の問題だったのか、それとも1cup用だと割合として粉々が際立ってしまうのか…。

やはり底の方には粉が溜まりますが、3cup用のフィアメッタで淹れるとそこまでザラザラ感は気になりませんでした。

 

この味に慣れると今までお手軽だからと使っていたインスタントコーヒーには戻れなくなりそう。

 

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こんな風にぷくぷく抽出されるのを見るのも楽しいです。

 

抽出後も分解してお湯で洗うだけ。部品も少ないので、コーヒーメーカーよりお手入れが楽に感じます。

これから大活躍の予感。今度こそ大事にするからね!