赤ちゃんと暮らすハイデルベルク

外食三昧の気ままな1人暮らしから一転、ドイツ・ハイデルベルクで子育て主婦生活することになった日々の記録

学生のキスのお味はいかに

学生のキス、という名のチョコレート。

老舗カフェのクネーゼルが生み出した、ハイデルベルク名物です。

大学の街ハイデルベルクに相応しい秀逸なネーミングと、パッケージの可愛さで人気だそうです。

 

が、新婚旅行で訪れた時を含め、思えば一度も買ったことがないし、食べたことがない。

こういうお土産物って、観光では買いたくなるのですが、住んでいると案外手を出しにくいのですよね。

 

先日、日本から友人が遊びに来てくれたのですが、ハイデルベルクのお土産でおススメは?と聞かれても、

「学生のキスっていうチョコレートが有名だけど、食べたことないから味はどうか…ごにょごにょ。」

と、全く持って頼りない返事をせざるを得ず。

 

これではガイドとしては失格ではないか?

次また誰かがハイデルベルクに遊びに来てくれた時に備えて、味を確かめなくては!

 

というわけで、お土産を買う友人に便乗して、私も学生のキスをゲットしに行って参りました。

 

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Heidelberger Studentenkuss
Haspelgasse 16, 69117 Heidelberg
https://goo.gl/maps/akqrAt4ogBzpAAhBA

 

カフェクネーゼルの並びにあるショップで購入できます。如何にも女子受けしそうな外観。

一応私も端くれなので、やはりテンションが上がります。

 

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可愛いハート型の缶に入ったものや、トリュフタイプなど、色々なバージョンがありましたが、メダル型のものが1番オーソドックスなようです。6個入りで10.65ユーロ。

 

う、うん…お土産物価格…。

ベルギーなんかと比べちゃうと、ドイツってチョコレート高い気がするんだよな…。あの高級チョコレート、ピエールマルコリーニの板チョコが確か6ユーロくらいだったからグラム数的にはそれを上回る高級さ…。

 

なんてケチくさいことを考えている私には目もくれず、友人は迷いなくいくつも学生のキスを購入していました。

 

私も一瞬ためらったものの、初志貫徹し、メダル型の学生のキス6枚入りを購入。

 

(ちなみに、購入したすぐ後にハウプトストラッセのHUSSELコンフィズリーの前を通りかかったら、同じものがなぜか9ユーロで売られていましたが、見なかったことにしました。)

 

何はともあれ、ガイドとしての務めを果たせた達成感と共に家路に着きました。

早く食べたいなぁ、と思いながら家のドアを開けると、普段いるはずのない時間に夫が帰ってきているではありませんか。

コーヒーブレイクで一旦家に帰って来たらしい。

この人、たまにこういう以心伝心みたいなところがあるのよね。

早速買ってきた学生のキスをお供に、コーヒータイム!

 

聞けばハイデルベルク在住5年の夫も、やはり学生のキスは未体験だとか。

 

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鉛筆でも入っていそうな箱。

中身はこんな感じです。銀紙が金色のものと、赤色のものがそれぞれ3個ずつ。

 

銀紙を開くとツルツルのメダル型チョコレート。(チョコレート本体にも学生のキスの絵が押してあったりしないかなと思ったけど、ツルツルでした。)

 

すんすん。

香りはとても良い。チョコレートとヘーゼルナッツの香ばしい匂い。

それではいざ、実食。

 

外側は非常になめらか。内側に到達すると少しショリショリした触感がします。

私はこの触感が割と好きでしたが、夫は好きじゃなかったらしい。笑

一口食べただけで、もういらない、別の食べたいと言ってリンツイースターエッグを食べていました…。

 

私個人の総評としては、チョコレートそのものを楽しみたいのであれば、もっと他に美味しいお店がハイデルベルクにもあるけれど、お土産物としてのビジュアルと話題性は十分!といった印象でした。

 

とにかく、ショップそのものが可愛いので、観光の一環としてぜひ行ってみて下さいませ。